バビロンの大富豪7つの教え

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バビロンの大富豪とは

書籍「バビロンの大富豪」をご存知でしょうか?

1926年にアメリカで出版された「The Richest Man In Babylon(バビロン1の大金持ち)」という本で、古代バビロニア帝国を舞台に「お金を貯め、守り、増やす」という重要なテーマが学べる書籍です。

「バビロンの大富豪」は数あるマネー本の原点とも言っても過言ではない書籍です。

今回は書籍に書いてある「黄金に愛される7つの教え」を解説していきたいいと思います!



黄金に愛される7つの教えとは

バビロンの大富豪7つの教え
  • ①収入の10分の1を貯金せよ
  • ②欲望に優先順位をつけよ
  • ③蓄えたお金を働かせよ
  • ④危険や天敵からお金を堅守せよ
  • ⑤より良きところに住め
  • ⑥今日から未来の生活に備えよ
  • ⑦自分こそを最大の資本とせよ

①収入の10分の1を貯金せよ

タマゴと籠の話
  1. 毎朝、籠の中に10個のタマゴを入れる。
  2. 毎夕、籠の中から9個のタマゴを取り出す。
  3. 数カ月繰り返せば、いずれタマゴは籠から「溢れかえる」。

サルでも分かるくらいにシンプルです!

収入の10分の1を貯めれば、資産は絶対に、100%の確率で増え続けます。(そりゃそうだ。)

手取り20万円の会社員なら2万円になるわけですが、中には「わずか2万円を貯めてもお金持ちにはなれないのでは?」と感じる人もいるかもしれません。

労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2020」によると、サラリーマンの生涯賃金は以下の通りです。

サラリーマンの生涯賃金
  • 大卒男性:2億7千万円
  • 大卒女性:2億2千万円

単純に給料の10分の1を貯金し続ければ、大卒男性なら2,700万円、大卒女性なら2,200万円になるという事です!共働きの夫婦で考えるとお金に困ることはあまり無さそうな金額ですね(あくまで、サラリーマン平均の話しですが、、)

②欲望に優先順位をつけよ

人間の欲望には際限が無く、収入が多い人も少ない人も、誰もが一様にお金を使い切ってしまいます。どこかの記事で読みましたが、年収1,000万円以上で貯金ほぼ無しみたいな方も多いようです。

欲望の無限ループから逃れる方法はたった一つで、「収入の10分の1を貯金して、残りの10分の9で叶えられないモノは諦める」のです。

際限のない欲望
  • 良い家に住みたい
  • 良い車に乗りたい
  • 良い服が着たい
  • 良いモノが食べたい など

欲望に優先順位をつけて、大切なことにだけお金を使うようにしましょう。

優先順位をつけることで、お金の悩みから解放されることに繋がります。

個人の感覚ですが、優先順位の低い支出を切り捨てても、生活の満足度は決して下がりません。(※私調べ)

③蓄えたお金を働かせよ

お金を持っている人をお金持ちと呼ぶのではない、お金を増やせる「仕組み」を持っている人をお金持ちと呼ぶ。                    

―バビロンの大富豪

お金を増やせる仕組みとは、言い換えれば「お金を働かせる(運用する)こと」です。

一昔前は情報が手に入りづらかったため、お金を働かせると言われても、誰もが理解して実施するのは困難でした。

しかし、昨今はインターネット技術や金融の発達によって、誰でも簡単に優良なファンドへ投資できるようになりました。私自身も、優良インデックスファンドへの投資などを分かりやすく発信していますので、是非気になる記事も読んでいただければ幸いです。

④危険や天敵からお金を堅守せよ

警察庁の「特殊詐欺認知・検挙状況等について」によると、オレオレ詐欺や預貯金詐欺などの特殊詐欺の認知件数は、平成25年から連続して1万件以上の被害が報告されています。

また、オレオレ詐欺以外にも2019年にニュースとなった「かんぽ生命の18万件を超える不正契約」のように、身の回りには至るところにお金を失うキッカケが溢れています。

貯めたお金を失わないよう堅守することで、いずれお金持ちになれる。

⑤より良きところに住め

住居はただ安ければ良いわけではない。住居は生活と密接に関わっており、生活の幸福度は貯金を増やすモチベーションに大きく関わる。    

―バビロンの大富豪

住居への支払いが心を豊かにするための投資とも言えるのは間違いありませんが、気をつけるべき点もあります。

不動産業界は多くのプロがマーケティングに関わっており、自分の価値観ではなく、他人や世間の価値観に振り回されている人も少なくないのが現状です。

例えば住居に対して、以下のようなことを感じている人はいませんか?

住居に対する考え
  • 新築の方が良い
  • 広い方が良い
  • 設備は充実していた方が良い
  • 庭付きが良い
  • 人に自慢できる立地・見た目の方が良い

自分が心から納得でき、幸福に過ごせる住居で暮らすことはモチベーションにも良い影響を与えますが、世間や他人の価値観をもとに、見栄で良いところに住むのでは意味がありません。

「良い住居の定義」は自分や同居の方の価値観と向き合い、考えていく事が重要ですね。

⑥今日から未来の生活に備えよ

いつか必ず老いて死ぬからこそ、今日から将来に備えておきましょう。

未来の生活に備えなければ、確実に将来、金銭的に困ることになるでしょう。

今何もしないというのは問題の先送りに過ぎず、お金を貯める・稼ぐ・増やす以外にも、やるべきことはたくさんあります。

例:ジムに通う、タバコをやめる、残業を減らす、家族や人間関係を大切にする 等

⑦自分こそを最大の資本とせよ

富を生む最大の資本は自分自身です。

動いた人は富を手にし、動かない人は富を手にすることはできません。

①でも解説したように、サラリーマンの生涯賃金は約2億円~3億円程度です。

また起業家ともなれば、ビジネスで10億円以上稼ぐ人たちもいます。

自分自身を鍛えて、自分で稼ぐことが最も確実で、かつ圧倒的に資産形成のスピードも速いことが証明されていますね。

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