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こんにちは!CT-yoshidaです!
今日は「太陽光発電投資が魅力的じゃない理由」について解説していきたいと思います!

結論
太陽光発電は魅力的に見えても「制度リスク」「維持コスト」「物理リスク」「土地規制」などで期待収益が大きく下振れする可能性が高く、安易な投資は避けるべきです。以下で主要リスクをエビデンスとともに説明します。経済産業省+2enegaeru.com+2

なぜ大金持ちは株式や債券などのペーパーアセットを好むのか?
それはズバリ、リスクをコントロールできるから!
なぜ「やめるべき」なのか
- 制度・価格(FIT/FIP)の変更リスクが大きい
- 想定以上にかかる維持管理(O&M)費用
- 主要部品(特にパワーコンディショナ=パワコン)の寿命と交換コスト
- パネルの劣化・発電量低下の実態(長期リスク)
- 草木・火災・災害など“現場リスク”の顕在化
- 土地利用・規制強化(営農型など)で事業計画が崩れるケース
- 業者倒産・募集段階の誇大広告・詐欺の事例
以下、それぞれを具体的な数字・事例・公的資料で示します。
1) 制度・価格(FIT/FIP)の変更リスクが大きい
日本では太陽光発電の収益性を左右する固定価格買取制度(FIT)やフィードインプレミアム制度(FIP)の見直しが継続的に行われています。経済産業省や資源エネルギー庁は年度ごとに買取価格や調達期間を見直しており、将来の売電価格が保証されるわけではありません。制度改定により当初の収支計画が大きく崩れる事例が多数あります。最新の公的な買取価格見直しや制度変更の情報は経産省の発表を常に確認する必要があります。経済産業省+1
2) 想定以上にかかる運用保守(O&M)費用
導入後の維持管理には点検費、除草、設備補修、モニタリング費用、緊急対応費用などが毎年発生します。市場調査ではベーシックな年間点検でも数万円〜、包括保守だと年間数十万円に達するケースが報告されています。試算でO&M費を過小に見積もると、投資回収が大幅に長引くか否かは致命的です。enegaeru.com
3) パワコン等の主要部品は寿命が短く、交換コストが高い
太陽光の発電設備で最も故障・交換が必要になりやすいのがパワーコンディショナ(パワコン)です。寿命は概ね10〜12年と言われ、交換が必要になれば数十万〜数百万円規模のコストが発生します(システム規模や台数による)。投資時の収支計画に「中間での交換費用」を織り込んでいない案件が多く、実際に交換時期が来て資金繰りに窮するオーナーが増えています。タイナビ+1
4) パネルの劣化・出力低下は避けられない(長期収益の頭打ち)
メーカー保証は一般に「出力の一定%を保証」といった形ですが、実運用では劣化要因(PID、熱サイクル、塩害、湿潤環境など)で想定以上に出力が低下することがあります。長期データ研究でも10〜20年で性能低下が見られるため、20〜25年の回収を前提にした超楽観的な試算は誤りを招きます。irii.jp+1

5) 草木による火災/災害リスクが顕在化している
メガソーラーや郊外の太陽光設備で「草刈りが放置され、雑草が引火して火災に至った」「台風で架台が損傷して広域停電や損害が発生した」などの報道・実例が増えています。現場管理が手薄になると、設備自体および周辺インフラに大きな損害が出る可能性があります(保険適用外の事案や免責条件もあり得る)。東洋経済オンライン
6) 土地利用や規制の強化(営農型・農地転用など)で計画が崩れる
農地を活用したソーラーシェアリングや営農型太陽光は一時期注目を集めましたが、「農業を行わずに恩恵だけ受ける」などの問題で農林水産省が規制を強化しています。土地利用に関する税制・規制変更は地域によって異なり、後から追加条件が入って事業収支が毀損するリスクがあります。情熱電力 |
7) 業者倒産・誇大広告・詐欺的スキームの存在
導入段階で高利回りを謳う営業が横行し、実際には前提条件が異なる、もしくは業者が資金繰り悪化で保守を放棄するケースがあります。設計時の収支表(曖昧な日照量・O&M推定・交換費免除など)に騙されないことが重要です。行政の注意喚起や消費者相談事例も散見されます(契約相談は消費生活センター等へ)。enegaeru.com+1
「でもFITは上がってる/利回りが良い」という反論への回答
確かに年度によっては屋根置きの買取価格が増額されるなど表面的に魅力が戻る年もあります(例:屋根設置の短期的な買取増額案など)。しかし、制度の年度ごとの変動、端的には“税・制度・保守・故障・土地”の複合要因で実際の回収リスクは高いままです。短期の制度追い風を根拠に長期借入で投資するのは非常に危険です。エネマネX+1
投資判断を誤らないための実務チェックリスト
- 買取契約の期間・見直し条件を確認(公表資料と整合)。経済産業省
- 10年・15年・20年シナリオで発電量減少とパワコン交換費用を織り込む。タイナビ+1
- 年間O&Mコストを保守見積もり+除草+緊急対応込みで保守業者から見積取得。enegaeru.com
- 土地の用途制限・将来規制(農地転用、条例)を自治体に確認。情熱電力 |
- 業者の財務健全性・過去の案件実績・利用者のレビューを第三者ソースで確認。enegaeru.com
- 最低でも弁護士・税理士・技術コンサルのトリオで契約書チェックを受ける。

代替案
- 屋根置きで自己消費型(自家消費+蓄電)を優先する(売電依存を下げる)。
- 株式や債券、REITなど流動性の高い資産で分散する。
- エネルギー関連なら法人向けの節電投資やESG投資など、流動性と透明性の高い商品を検討する。
まとめ
太陽光発電は“見た目の利回り”だけを見て飛びつくと、制度変更・部品故障・管理不足・土地規制などで期待が裏切られることが多い分野です。導入後に発生する費用・リスクを保守的に見積もり、最悪シナリオでの資金繰りが成り立つかを確認してください。特にレバレッジ(借入)を用いる投資は危険が大きく、安易な借入は避けるべきです。公的資料や現場データ、第三者による技術・法務チェックを経た上で、慎重に判断してください。情熱電力 |+4経済産業省+4タイナビ+4

投資に近道は無いで~
でも、わざわざ遠回りすることもないで~

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