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こんにちは!CT-yoshidaです!
保険は必要最低限のものだけに加入すべきだと、僕自身こちらのブログで伝え続けています。しかし、「保険は安心・堅実・重要」というイメージは根強く、多くの人が色々な保険に加入しているのが実情です。
そんな方たちが保険を「ボッタクリ・不要・払いすぎ」という記事を見ると、以下のように感じてしまう人も少なくないと思います。
私自身、保険自体は優れた仕組みだと考えています。
実際問題、保険に上手く加入できない人はとても多く、保険の払い込みが原因で貯蓄や投資ができずに不安に繋がっているケースも少なくありません。そのため、保険については要注意だと記事にしているわけです。
今回は保険に関して、以下の2つのことを解説します。
- 保険の仕組み自体は素晴らしいと理解しよう
- 保険を契約をする際に注意すべき3つの理由
保険の仕組み自体は素晴らしいと理解しよう
保険の考え方は「万が一が起きた時に、取り返しが付かない損失となる事態への備えとして、加入者がみんなでお金を出し合う」仕組みです。
本来みんなで出し合ったお金を、不幸に見舞われた人に渡すことで、誰もが少しの負担で安心して暮らせるという仕組みです。

保険契約に注意が必要な3つの理由
- ①そもそも保険商品を選ぶのは難しい
- ②不正やトラブルが多い
- ③保険に入りすぎている人が多い
①そもそも保険商品を選ぶのは難しい
保険商品の数は、4,000以上あると言われています。契約する人は、比較検討して保険商品を選ばなければなりません。保険に加入されている方は、自分が契約している保険の内容をしっかりと理解しますか?
銀行による販売件数が多くなってきた、外貨建て保険を例にあげると以下のようになります。
少し前のデータですが、2014年から2018年の4年間で、
- 新規契約件数:約2倍
- 保有契約件数:約4倍
- 販売額:約4兆円

(朝日新聞「外貨建て保険、苦情が過去最多 預金感覚からトラブル」より抜粋)

外貨建て保険の苦情件数は3,000件あまりに上っており、苦情内容の80%近くが「保険商品に対する説明不足」なのです。外貨建て保険の特徴を十分な説明もなく、契約している人が少なくないと言えます。
- 元本割れのリスク
- 為替変動のリスク
- 中途解約時の取扱い
- 各種手数料(契約初期費用、維持手数料、両替手数料 etc…)
- 解約時の税金
- 特約の有無と内容
投資界隈では、「物事を複雑にするのは、複雑にすればするほど儲かるからだ」という有名な言葉があります。
「よく分からないけど、多分お得なはずだから、保険会社(営業マン)に任せてしまおう」
顧客がそう思えば保険会社と営業マンの思う壺というわけです。
補償内容を同じにすると金額が安い保険会社で加入する顧客が急増して、安い保険会社に顧客のウエイトが大きくなります。そのため、保険会社は単純に比較されないように、微妙に他社とは違う商品を開発して複雑化しています。
②不正やトラブルが多い

保険関連の不正やトラブルは、昔から多く発生しています。例えば、保険会社が支払うべき保険金を支払わない、「保険金不払い問題」がイメージされます。
支払わなかった理由はシンプル!支払わない金額分が会社の利益になる!からです、、
最近の記憶の新しい所で言うと、かんぽ生命の不正事件も挙げられます。
- 契約者が損をする契約変更・乗り換えを勧める
- 同じ保障内容の保険に多重加入を勧める
- 年金暮らしのお年寄りに、明らかに過剰な保険契約を勧める
上記のような不適切な疑いのある契約は、なんと18.3万件にまでのぼりました。しかも、これでも保険関連の不正の氷山の一角だとみられています。

大手保険会社の不正契約は、まさに合法詐欺!
企業や業界の不祥事は、繰り返されることも多いという事実も理解しておきましょう。
また、保険会社のイメージだけで「安心」と過信せずに、知識を身に着けた上で、警戒することが大切です。記事を読んでいるあなたが、不正やトラブルに巻き込まれないようにするためにも!
③保険に入りすぎている人が多い
保険会社は多くの保険に加入して欲しいため、様々な手段を使って営業活動をしています。
- 営業マン
- 銀行員
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 無料の保険相談窓口(保険の窓口、保険見直し本舗、保険のビュッフ etc…)
多くの保険に加入すれば、保障は充実しますが、保険料も高くなってしまいます。営業マンの話を鵜呑みにするのではなく、本当に必要な保険商品なのかを見極めることが重要です。
▼保険の加入し過ぎについては、以下の関連記事をチェック!
まとめ
決して大手保険会社の商品だからといって安心するな!
「投資」「保険」「貯蓄」絶対に混ぜて考えるな!
仕組みが理解できれば今日から豊かな人生に近づけます。みんなで豊かになりましょう!

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