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みんな言ってることが違う!?
ネット社会になってからというもの、世の中には大量の投資情報が出回っています。記事や動画によって学者や関係者が違う意見を発信しているのも真実です。
じゃあ「私たちは何を信じたらいいの?」「もういっそ投資なんてしない方がいいんじゃないか?」そんな事を思っていた経験は皆さんあると思います。
- オルカンを買え
- 米国株は買うな
- これから暴落が起きるから注意しろ
- これからは好景気が来るぞ

4つの立場から解説します
①経済学者
②エコノミスト
③ジャーナリスト
④一般投資家(私たち)
4つの立場の特徴を知ることは、情報の取捨選択をする上で非常に重要です。
情報選びで投資のリターンやマインドも変わってくるので、自分が納得した選択をしましょう。
①経済学者
経済学を専門にしている人のことを、日本語では「経済学者」「エコノミスト」と呼びます。
そもそもエコノミストという言葉は、”経済学者”の英訳です。
大学に所属する経済学の専門家を「経済学者」、民間の銀行や証券会社などに所属する経済の専門家を「エコノミスト」と分けて使っています。
・バートン・マルキール氏 「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者。プリンストン大学教授。
・ジェレミー・シーゲル氏 「株式投資」の著者。ペンシルベニア大学ウォートン・スクール教授。
経済学者による情報発信の特徴
① 信頼性が高い
→ 「自分の感想」レベルの内容ではなく、科学的な方法によって研究された内容。主張には客観的な証拠(データ)がある。
② お堅い
→ 難しい言葉・専門用語が並び、一般の人には読みづらい。
③ 自説縛り
→ 学問の世界には「学派」があり、途中で自説の過ちに気づいても修正しづらい。自分の主張の正しさにこだわりすぎる傾向がある。

②エコノミスト
① 信頼性が高い
→ 「自分の感想」レベルの内容ではなく、科学的な方法によって研究された内容。主張には客観的な証拠(データ)がある。
② ポジショントーク
→ 自分の業界に不利益なことは言いづらい。自分はサラリーマン。(証券会社、保険会社等)
③ 予測の正確さを競う
→ 経済学者がいつの時代も通用する普遍的な「理論」を追求する一方で、エコノミストは「予測」と「精度」を追求する。
自社(業界)の不利益になることは言いづらい点や、景気予測を100%当てられる人はいないという点は、しっかり認識しておきましょう。
③ジャーナリスト
一般人が経済学者やエコノミストの情報を見ないのかというと、「難しいから」。
経済学者やエコノミストの暮らす「専門家の世界」と、私たちが暮らす「一般人の世界」は、普段は完全に断絶しています。しかし、それを繋ぐのが「経済ジャーナリスト」が登場します。
彼らは経済学者やエコノミストの発信を噛み砕いて、私たちに伝えてくれるワケです。
ジャーナリストの典型は、新聞社や雑誌社に勤める記者です。記者の中には、フリーで活動している人も少なくありません。
ジャーナリストは、経済の専門家に取材して記事を作ったり、専門家と対談してその内容を動画などで公表したりと、一般人と専門家の橋渡しを行います。
① 速報性・簡潔性に優れる
→ パっと要点が掴める。
② 所属機関による情報の偏り
→ 会社や媒体の方針に合わない情報は出てこない。
③ 商業性
→ 多くの人が関心を持つ「売れる情報」に焦点を当てている。たくさんの人に読まれ、儲からないとやっていけない。
ZIPに出演している「後藤達也さん」が有名ですね。素人の私でも、後藤さんの話は分かりやすいです。

④一般投資家
投資系の(ユーチューバー、ブロガー、SNS)を運用している方たちですね!
① 分かりやすい
→ 目線が自分と同じなので、とにかく分かりやすく共感しやすい。
② 速報性
→ 関心が自分と同じなので、タイムリーな情報が手に入る。
③ 情報の偏り
→ あらゆる情報源の中で、最も情報が偏っている。正確性・客観性に大きな弱点がある。どこまでいっても「個人の感想」に過ぎない。
個人投資家で最も有名なのが「ウォーレン・バフェットさん」ですね!
まとめ
立場は様々違えど、発信した情報を全て鵜呑みにするのではなく、バランスよく情報をキャッチしていきましょう!
ネット社会になって良くも悪くも情報が入りやすい時代なので、情報を選別していく「視力」も必要になる時代ですね。

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